土曜日の朝に一週間を振り返る

今朝の朝食は昨日の夜にファミリーマートで買ったパンだった。昨晩は大雨が降っていたのでいつも行くサイゴンスカイガーデンのファミリーマートには行けなかった。雨の中あそこまで歩くのが面倒くさかった。それで、タイバンルンの方にあるファミリーマートに行ったのだ。

そこで買ったパンが糞不味かった。まあ、不味いのは予想していたが、同じ金を出すならカップ麺を買った方がマシだと思われた。

先日、一時帰国をしたときに買って来たドリップコーヒーも底をついてしまった。また、どこかでドリップコーヒーを買わなければならぬ。今朝はコーヒーのかわりにティーバッグでお茶をいれた。ミルクティーにした。

午前中はダラダラとネットゲームをやっていた。そんなこんなでもう午前中が終わろうとしている。今週は仕事という仕事をやったかどうかは自分でも疑問である。ほとんど仕事らしい仕事はしていないはずだった。それでも疲れている。多分、新しい職場に来たからだ。右も左も分からず、何時何時仕事が降って来るかわからない状態で臨戦態勢だけは整えていなければならなかった。そこに気疲れが生じていた。

先週の労働日に関して、ひとつだけ発見があった。それはランチのときに、いつもフォー屋で昼飯を済ませていたのだが、屋台形式のバインミーでも別に構わないということに気付いた。職場はホーチミンの中心街にあったので、どうしてもテーブルと椅子のある店に行くとランチの値段が高くなる。フォーが一杯75,000ドンもする。外国人だというのがバレて、ぼったくられているのかもしれないが、それにしても高い。

バインミーならきちんと価格を提示している店がほとんどだ。そんなわけで、これからは昼飯はバインミーを中心にしていくことにしよう。

昼飯のことで思い出したが、一昨日のことであった。とあるフォー屋でフォーを食ったときのこと。そのフォー屋はわりと清潔な店構えで、旅行者も気軽に入れるような店だ。店員の動きが非効率的で、愛想が無いのが気にはなっていたが、ほかに選択肢が無くてその店で食べていた。

フォーを食い終わって会計のときに、自分は最初、95,000ドンだと思って100,000ドン払った。ウエイトレスは少し太った醜女だった。目が細くて、オタフクみたいな顔をしている。見るからに底意地の悪そうな面構えだったのも気になった。善良そうな顔つきでは無さそうだったのだ。

その醜女は私の10万ドンを受け取って立ち去って行った。おつりをもってくるかと思ったが一向にその気配は無い。私がそのウェイトレスに、おつりの件でクレームを入れると、その娘は一切の英語が出来ないらしく、上司らしき女性に、「この外国人、何か文句言っているよ!あんた、何とか言ってやってよ!(想像)」と言っているようだった。

で、上司の女性が私にレシートを見せて来た。なるほど、5000ドンが確かに税金として記載されている。あの愛想の無い醜女の言うことが正しかったか!と反省した。

それにしても、愛想の無い店員が多いのは事実なので、私はもうあのフォー屋へは行かないだろう。