中国語の勉強を始めた

ごくごく私的なことであるが、最近、中国語を勉強し始めた。と言っても、初歩の初歩からである。声調から始まり、母音や子音を一個一個勉強している。

中国語には以前から興味があったが、手をつけずにいた。それは自分が専門と思い込んでいたタイ語もままならないのに、中国語に手を出すのもどうかという思いがあった。

ところが、中国語をかじってみると、思わぬ発見がある。例えば、中国語で 「r」の音がある。それはタイ語のยの音に似ている気がする。こんなところでタイ語と中国語の関連というか、似た部分を発見するとは思わなかった。

中国語もタイ語も、あるいはベトナム語でさえも、声調があるから、東南アジアで暮らすにあたっては中国語をやっておいて損は無いのだろう。ベトナムにいると当のベトナム人は中国が嫌いな人が多いらしいのだが、その文化的な影響たるや、タイよりも中国の影響をベトナムは多く受けていると感じる。

これまでは割とタイならタイで、タイ一国ということで、近視眼的にタイを捉えようとしていた。これが中国の学習が加わることにより、複眼的により深く、タイであるとか東南アジアへの理解が深まると嬉しく思う。

まあ、語学の勉強は果てしない。息切れせずにマイペースで中国語の勉強を続けていきたい。