価値観の相違にどう対処するか

タイで水商売(按摩、カラオケの類)の女性と話をしていて、ほぼ確実に聞かれる事項がある。それは、「どこに住んでいるのか」、「駐在員かどうか(日本から派遣されてタイにきているのか」、「運転手はいるのかどうか」、などなど。

初対面の相手に対して聞くべき質問ではあるまい。不躾にもほどがあると毎回呆れるが、彼女たちにしてみても、目の前の男性が、どの程度の収入があって、どのぐらいの社会的ステータスにあるのかというのを推し量りたいという思惑もあるに違いない。

うまくすれば金持ち日本人と付き合って結婚すれば貧困から抜け出せるかもしれない。だから、そうした一連の失礼な質問の数々というのは、致し方ないと思うしかない。

まあ、ひどいのになると、直接的に、月収を聞かれることもある。なんで、彼女たちは自分たちの貧困を棚にあげて、こちらのサラリーについて質問し、そのサラリーの多寡によって男性の価値を測ったりするんだろうかなあ。まあ、それがタイという国がイマイチ中進国止まりな一因なのかもしれぬと思う。(私の個人的な見解では、タイというのは東南アジアの後進国性というのがぬぐい切れていないと感じている。)

そのあたりのことを鑑みるにあたり、タイ女性というのはあくまで遊びとして付き合うには良いが、真剣な交際をするに当たっては、相当な吟味、あるいは良い出会いに恵まれない限りは、後々後悔することが多かろうと思った。

それか、価値観の大転換を試みて、どんなに大金を積んででも狙った女は落とすみたいなやり方をしないといけないだろう。

かなり偏った見方であることは十分に承知しているけれども、私の知り得る限りにおいては、タイ女性のメンタリティーというものは、多かれ少なかれ、拝金主義、金銭万能主義である。また、何かを語らったり、情緒を共有するような相手ではさらさらないので、性愛の場においては、相当に相手を取っ替え引っ替えするような形で行かないと、同じ相手であったら早晩、飽きがくることは必至である。