大晦日は近所で過ごした。今住んでいる場所はバンコクでも中心地ではない。ここに越してからしばらく過ぎたが、まだまだ散策できていないところもある。バイク旅から帰って身体は疲れていたが、徒歩で歩き回ることにした。
大晦日だからか閉まっている商店が多い。1キロ以上歩いて小さなイタリアンレストランを見つけた。その店でスパゲッティーを食べた。240バーツした。
夜9時過ぎだった。歩けば1.5キロメートルほどの距離だったが、タクシーに乗ることにした。数回の乗車拒否にあう。一人の運転手はこちらが行き先を告げると、「うっほー」だか、「おっほー」だか訳の分からないうめき声をあげて走り去って行った。
連中は近場だと乗せてくれないものだ。わかっちゃいるけど、タクシーの乗車拒否には腹がたつ。底辺の連中とはいえ、乗客を自分のタクシーに乗せるか否かは連中の方に主導権がある。出来ればタクシーには乗りたく無いが仕方が無い。
徒歩でも近道を使えばたいした距離ではなさそうだったが、夜道で犬が多いのも気になった。
仕方なく、大通りを歩いて帰った。