もうすぐホーチミンを去る

プチ海外外こもりみたいなライフを送っていた。昼夜逆転の生活であり、朝になってようやく眠りにつく。午前中の終わりに目が覚める。朝飯はたいていパンとヨーグルトとミルクティーであった。

昼過ぎにようやく、さあて今日は何をするかと自問自答する。といっても、毎日、たいしてやることは変わらない。街歩きもそんなにしない。部屋にこもるのが一番金がかからなくていいが、エアコンの効き目が悪くて過ごしにくかった。居心地の良いカフェがあればいいのだが、徒歩圏内にいい店が無かった。

働かないのは最高だと改めて思う次第だ。会社というのは自分と気の合わない人間とでも働かねばならぬ。我慢しなければならない。そこに多大なるストレスがかかってくる。

それと最近思ったのは、なぜ、我慢するのはこちら側で、向こう側ではないんだろうなあ?ということだった。どういうわけか向こう側が主導権を握っている。気まぐれが許されるのも向こう側だ。