近況みたいな話

ホーチミンからハノイに引っ越した。ハノイの街並みはきれいである。歴史と伝統を感じさせる街だ。私はすぐにこの街を気に入った。

だが、この街の魅力をうまく文章にできない状態が続いていた。もしかしたら、ずっとハノイについては文章に書けないかもしれない。もちろん、ハノイで出会う様々な物事については初めてのことだらけであるし、それなりに面白いのだが、自分自身の好奇心がかなり減ってしまっているようだ。

あまり驚かなくなってしまっている。ただ単純に、いまの生活を眺めながら、そして、うまいものを食いながら、ああ、いいもんだなと感じるだけである。それ以上に何かを記そうとすれば、たとえばフォーについて、あるいは、ブンチャーについて突っ込んで調べて、書かなければならないかもしれない。そういうのが面倒くさかった。

だから、ブログを書くことからかなり遠ざかってしまった。これから再び、ちゃんとした雑記的ブログを書くことが出来るんだろうか。とはいえ、あんまりきちんとやろうとしても仕方が無いので、気分が乗って来たらそのときはチャンと書くつもりではいる。