日本にいてもインスパイアされるものが何も無い

やはり、自分は日本にいると何事にもインスパイアされず、ブログの記事さえ書けないということに気付いた。以前は、「日本にいても会社で働いていたら、ブログに書くことぐらい思いつくだろう」などと思っていたが、最近はそうでもない。会社で働いたら働いたで、心身が衰弱消耗しきってしまって、文章を書くなんていう気力が起こらなくなるのだ。

海外に行くしかないんだなと改めて思った。とはいえ、駐在員がいるような日系の大手企業などに入ってしまうと、現地採用として、苛烈な劣等意識インフェリオリティ・コンプレックスを感じるであろうからそれだけは避けねばなるまいと思った。とくにアラフォーともなると、海外で現地採用として働いていくときにさえ、自らの立ち位置というものを強烈に意識しなければならなくなる。年下の駐在員にも出くわすだろう。そういうときに日本人として適切な対応、付き合い方が出来るだろうか。

日本の会社は年功序列の文化を備えた会社が多い。にも関わらず、中途入社で下っ端として日本の会社に入ると、年下の同僚があからさまにこちらを下に見てくるケースがある。これが非常に面倒くさい。これが海外になると、年下であっても、年齢は関係なく友人のように接してくるケースが多い。そうしたときに、語学力やざっくばらんなコミュニケーションが必要にはなるが、やはり海外の方が人間同士の風通しが良いのは明らかなように見える。